「東京ミッドタウン日比谷」の7階に位置する「日本料理 龍吟」
憧れの 龍吟に初めてお伺いしました。
“禅”の言葉「龍吟雲起」に由来、世界に誇る日本料理の名店
禅語「龍吟雲起」に由来する店名を掲げた、世界に誇る日本料理の名店。
そこで腕をふるうのは、“日本の至宝たる素材を極めて自然な状態で味わうことが、何よりの御馳走”と捉える
料理人・山本征治氏。提供されるのは、日本全土から選りすぐりの食材を集めて紡ぐ、おまかせコースのみというこだわり。日本の豊さに尊さを憶える逸品へと昇華します。
日本の四季が変遷する情景に思いを巡らせながら、言葉では語り尽くせない、その幸福な感動を
(一休レストラン紹介文より)
店主・山本征治氏が率いるお店は、2012年から現在まで3つ星を獲得の日本を代表する日本料理店。
世界のベストレストラン50に選ばれ、ルシェフの
世界のベストシェフリストで5位にランクインしています。
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最近のお店選び参考書!?
ゴエミヨ2022年の東京の5トックは、赤坂 松川と2店舗のみです。20点中19点
天井画「龍吟雲起」江口真悠加氏の大作
天井画以外にも、店内には、人間国宝の作家が手掛けた美術工芸品が飾られて
いるようです。
~日本の豊かさを皿の上に~
飾り皿(プレゼンテーションプレート)も龍が描かれています。
日本の豊かさを皿の上に
始まりは様々な“感覚”から・・・
季節・香り・温度・食感・そして組み合わせ
冷 “玉蜀黍” “うに”
トウモロコシのスープの中には北海道産雲丹が
温 “鹿島灘 大蛤
蛤の天ぷらに、凝縮された蛤の天然エキス驚きます。
~引き立て “一番出汁” への想い ~
温 “蕪”
“気仙沼 鱶館” “しんり菜”
富士 青龍水” と 香深 の “蔵囲い昆布”
削ったばかりの “指宿 本枯節”
温 “淡路 鱧” “松茸” *青柚子”
~日本近海からの便り~
冷 海の幸 龍吟仕立て
平目は、山本シェフのみ包丁さばきが許される逸品とあって、車エビ
豪快な身の厚さや身の張感とも、今まで味わった事のない、印象に残るお刺身でした。
えんがわの和え物
温 毛蟹 ”万願寺唐辛子”
~幻の鰻大井川 “共水うなぎ”~
鰻が出来上がるまで、幻の鰻共水うなぎを、パンフレットでお勉強✍
静岡県焼津市の養殖うなぎの究極版で、一般養殖うなぎのに比べDHAが5.3倍EPAが3.6倍、
抗生物質などの薬剤は一切使わずエサは国内最高級のホワイトミール(中部飼料特注品)
とコストもかかる養殖うなぎです。全くや泥臭さや臭みはなく、身がホクホクで骨も全く
あたらない、玉葱との相性も抜群でした。
温 紀州備長炭”蒲焼”
“玉葱 蒲焼” “国産マカ
鮑”さえずり “
“大つぶ貝” 利休麩
温 極上の“ブランド すっぽん” こだわり卵”
とてもねっとりした食感の濃い味卵と、
棕櫚に水を含ませたケースに入れて恒温恒湿冷暗室で保存された、すっぽんのコリコリ感
の、頂いたことのない新食感のおどんぶりでした。
~甘美 終宴 ~
“すだち”和三盆”黒無花果”
極の小菓子 吟
“知足・・・” ひと刻の “想い”
薄茶
令和四年壬寅菊月十七日
選び抜かれた美味が丁寧で、最高の状態で仕込まれた
プレートが次々と供される龍吟。
日本料理の枠も超えた、国内外のVIPにも好まれるお料理構成、ロケーション、
価格帯でもあると思います。
個人的には、特別な記念日などに訪れたいお店でした。
お料理は仕上がりには多少お時間はかかり、約3時間弱の滞在時間でしたので、
小食の方は途中満腹になってしまうかもしれませんが、日本の偉大な季節の食材を最高の状態で頂け、
満足度は大変高く至福のディナータイムでした。
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