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Simose Art Garden Villa 宿泊記

目次

この宿は「泊まる美術館」です。
普通の高級旅館とは全く違う体験ができます。

・建築家 坂茂によるヴィラ
・美術館と一体化した施設
・全室独立型で完全プライベート

正直、普通の旅館とは全く違います。
建築とアートそのものを楽しむ宿です。

向いている人
・建築やアートが好き
・静かな非日常を求める

向かない人
・温泉旅館っぽさを求める
・分かりやすい高級感を求める

宿泊費は時期により異なりますが、食事なし2名で税込112,800円〜、夕朝食付きで税込305,500円〜と高価格帯。ただ、それだけの価値がある体験ができる宿だと感じました。

実際の雰囲気はこんな感じです

広島県下瀬美術館に併設の
「Simose Art Garden Villa」公式ホームページはこちらは、温泉施設ではありませんが、
プリツカー賞受賞の坂茂氏設計のヴィラで、アートと自然を楽しめる宿泊施設です。
2026年1月の宿泊です。
木立に囲まれた「森のヴィラ」と
水盤に面した「水辺のヴィラ」の
2つのエリアに、建築家・坂 茂氏が手がけた
別荘のような10棟の家が点在。自然とアートに囲まれた特別な滞在です。
他の旅館やホテルでは、見たこともない空間や体験が味わえ心に残る滞在となりました。

紙の家

宿泊者はこのレセプションでチェックインします。

カートにて客室ヴィラ迄送迎していただけますが、宿泊した紙の家はいちばん近距離で徒歩で数分です。

10棟のヴィラには半露天風呂や広大な景色があり、 プライベートな滞在が可能です。 このカードキーがないとゲート入場できません。 近隣(宮浜温泉)に温泉施設もあるそうです。


世界的建築家・坂茂(ばん しげる)氏の代表的な設計思想が詰まった紙の家。
最大の特長は、建物の構造体に再生紙を利用した「紙管(しかん)」を使用している点です。

素材: サランラップの超大型芯のような、再生紙を筒状に固めた強度のある「紙管」を柱として使用しています。
哲学: 坂茂氏は災害支援の仮設住宅などでもこの紙管を用いており、「紙というはかない素材で、いかに永続的で美しい建築を作るか」という独自の哲学が反映されています。

「紙の家」は、1995年に坂氏が自邸として建てた「紙の家」のコンセプトを現代に再現したものです。
円環状の配置: 110本の紙管が大きな円を描くように配置され、その内部にリビングやバスルームが収まっています。

トイレのドアも柱の内部で

紙の円柱自体が扉(かなり重めです(‘◇’)ゞ)体格の大きい方は
通れるのか心配でした。慣れるまで扉の位置やトイレの位置が把握できず
迷路のようで、楽しくもあり・・・





 

露天浴槽も備わっていましたが、冬季のため今回は利用しませんでした。夏場はさぞ気持ちよさそうです。アメニティはニールズヤードのフランキンセンス(女性用)と、英国オーガニックブランド「bamford(バンフォード)」の高級ラインが揃っています。ただ、浴槽も洗面台もアート作品としての要素が優先されているぶん、シャワーの切り替えなど使い勝手には少々難あり。これはこの宿ならではの割り切りと言えるかもしれません。

下瀬ヴィラ全体が「アートの中で眠る」をコンセプトにしており、紙の家からも瀬戸内海の穏やかな海と、季節ごとに表情を変える庭園を楽しむことができます。
滞在中他のヴィラのお客様をお見かけする事はありませんでした。

下瀬美術館 世界初!水の浮力で動く「可動展示室」

夕食前に美術館鑑賞しました。



水盤の上に並ぶ8つのカラフルなコンテナ状の展示室は、広島の造船技術を応用しており、
水の浮力を利用して配置を変えることができます。夜景がとても美しいです。



庭園: ガレが愛した草花を植えた「エミール・ガレの庭」が併設されており、作品の世界観をリアルな自然の中でも体感できます。
ただ冬季の為お花は少なめなので、初夏の頃がさらにガレらしい光景が鑑賞出来そうです。

作品は、現代アーティスト小松美羽氏展開催期間でした。美術館はお正月で休館日でしたが、
宿泊特典で美術館スタッフさんご案内で貸切鑑賞出来ました。

神獣(山犬や狛犬など)をモチーフとした絵画作品です。
長野県出身の小松美羽氏は、豊かな自然の中で育んだ独自の死生観に基づき、霊性や万物のつながりをテーマに力強い作品を制作しています。
銅版画からキャリアをスタートし、現在はアクリル画や有田焼など制作領域を拡大しています。
彼女の作品は、大英博物館に有田焼の狛犬作品が収蔵されるなど、国内外で高く評価されています。
作品は、物質世界と精神世界の仲介者として描かれる神聖な生物が特徴で、制作は彼女にとって祈りの「神事」であるとされています。


サム・フォールズSam Falls

サム・フォールズは1984年生まれのアメリカの美術家です。
カンヴァスの上に植物の枝葉や花などを配して、染料を撒き、太陽の光や雨風にさらして絵画化する手法で、近年、高い評価を受けています。豊かな色彩や親しみやすいモチーフが目を惹きますが、
その制作過程には、写真の基本原理に対する関心や、鑑賞者と作品、アーティストとの関係性に対する問題意識、自然と生命のはかなさなど、彼の深い思索が表れています。
2025年10月に宮島で制作した新作3点も初公開。神聖な島の自然や被爆樹木といった広島ならではの素材を取り入れた作品を展示。



夕暮れの紙の家の外観

レストラン



日没前の夕食レストラン 宮島が目の前に映し出されるロケーションです。






一休・comの予約です。

【ソムリエお薦めペアリング付き】オールインクルーシブプラン <夕朝食・ペアリング・ミニバー・送迎>
※2026年4月1日より宿泊者1人1泊につき、200円の宿泊税を別途現地払いです。

【本プランに含まれるもの】
・ヴィラ室料
・SIMOSE French Restaurantでのご夕食、ご朝食
・ヴィラゲスト専用ラウンジのご利用
・ヴィラ内のミニバー、ワインセラー内のお飲み物
・併設する下瀬美術館のチケット
・無料送迎 要事前予約(岩国錦帯橋空港、JR玖波駅、大竹駅、または新岩国駅)

シャンパン、ワインのペアリング(夕食時5杯)と旬の食材によるフランス料理。
ソムリエがお勧めするSIMOSEの四季折々のメニューの美味しさを引き立てるシャンパン、白・赤ワイン、日本酒等。

夕食後の散歩もイルミネーションが輝き、幻想空間の様でした。


障害物のない輝かしい日の出を朝食レストランで🌅



この宿は好みが分かれる宿です。
ただし、建築やアートが好きな方には、間違いなく唯一無二の体験になります。

一般的な高級旅館(佳水園など)が「完成された和の空間」なら、
この宿は「体験する建築作品」です。

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👉 実際に泊まって良かった宿10選

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この記事を書いた人

東京都中央区在住。東京のデパ地下で購入した、お気に入りの日々の食材や、国内宿泊やレストランのおすすめを綴っていきます。
好きなもの 国内旅行、デパ地下、美食

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