小布施堂は栗で有名な和菓子屋さんですが、くりあんケーキ抹茶を購入した時に、サンプルで楽雁を頂いて最初は、なんか地味でお砂糖の塊?で美味しいの?という個人的主観でした。
そもそも落雁って?と調べてみると打物干菓子の代表的な和菓子(木型に入れた菓子の生地を打ち付ける様に取出す事から)でおおよそ680年前の室町時代から続く和菓子です。
茶道の勃興により広まり、茶席菓子かお供え物に用いられる事が多かったようです。
落雁という名前は中国の軟落甘の軟が欠落した説と、近江八景の堅田の落雁にちなんでつけられたという2説あるそうです。
落雁を楽雁として販売したのは小布施堂が初めてで、落ちるより楽しいが、縁起がいい感じがしますね。えんどう豆の持つきめ細かさをベースに栗の蜜をつなぎとして使った、栗の香り薫る上品な甘さの和菓子で、やはり日本茶にピッタリな上品なお味でした。
包装の和紙のミニバックは、田植え時に豊作を願って歌った歌集田植草紙の一遍の栗の花が田植え花として歌いこまれた詩が書かれている、小布施情緒あふれるデザインです。
通常のショッピングバックも栗の商品にピッタリでデザインセンスの良く贈答品としても洗練されたイメージだと思います。
楽雁はなくなり次第又購入したいと思います。原料は国産砂糖、赤えんどう、ばれいしょ、栗蜜です。賞味期限は一か月ほどです。東京店舗では取扱いがないようですが、生らくがんの
くりは奈も是非食べてみたいです。
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