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【宿泊記】日本初進出「バンヤンツリー・東山 京都」へ。隈研吾氏が描く幽玄の美と、客室天然温泉に癒される極上リトリート

京都・東山の山麓、清水寺や高台寺にほど近い由緒ある地に、2024年夏、世界的なラグジュアリーリゾート「バンヤン・グループ」の日本初進出となる「バンヤンツリー・東山 京都」が誕生しました。

今年2月、一休.comで見つけた「ワンタイムディナー&ブレックファースト付プラン」を利用して、この最上の癒やし空間を訪れました。京都駅からは坂の途中に位置する為タクシーがおススメです。約15~20分(約2,000円程度)交通混雑地区のすぐ近くなので道路状況により異なります。

ホテル内は一歩足を踏み入れた瞬間から、そこは京都の市街地とは一線を画す別世界。宿泊客のほとんどが海外からのゲストで、まるで海外の上質な隠れ家リゾートを訪れたかのような国際的で洗練された雰囲気に包まれていました。

今回は、建築・客室・温泉・お料理、そして夜の幻想的な風景等素晴らしかったのでご紹介いたします。

目次

隈研吾氏が手がける、東山の自然と溶け合う「幽玄」の建築

このホテルの大きな見どころのひとつが、日本を代表する建築家・隈研吾氏(隈研吾建築都市設計事務所)が手がけた外観およびマスターデザインです。

ホテルのコンセプトは「幽玄」。

エントランスに到着すると、まず目を奪われるのが、大胆に張り出した印象的な大庇(おおびさし)です。木製のルーバーが美しく配されたデザインは、まさに隈氏ならではの意匠。華美に主張するのではなく、東山の豊かな自然や歴史ある石垣の風景にすっと溶け込むような、静かな品格が漂っています。

静寂なロビーで抹茶を頂きながらチェックイン

息をのむ美しさ。たけやぶ(竹林)と、水盤に浮かぶ「能舞台」

ホテルの核(中心)に位置するのが、同じく隈研吾氏のデザインによる「Noh Stage(能舞台)」です。

伝統的な能舞台の概念を覆すように、屋根や壁を取り払い、すべて細やかな木製ルーバーで構成することで「透明化」されています。舞台の背後には、美しく手入れされた見事なたけやぶ(竹林)が広がっておりお散歩出来ます。青さがとても幻想的な空間でした。頭上の空や周囲の自然が舞台と一体になる仕掛けです。

お願い事の短冊は、木に結ばず脇の竹垣に結ぶようになっていたのですが(-_-;) 海外のゲストの方が大半なのでわかりにくくかったのか木にダイレクトに結ばれていました。

特に夜になり、ライトアップされたたけやぶと水盤に浮かび上がる能舞台の姿は、言葉を失うほど幻想的で素晴らしいものでした。現世と来世を繋ぐ結界のような、神秘的な美しさを感じさせてくれます。
夕食のお食事処はこちらの席で、贅沢ポジションでした。

贅を尽くした客室「グランドONSENリトリート・ツイン」

今回宿泊したのは、56平米〜58平米というゆとりある広さを誇る**「グランドONSENリトリート・ツイン」(洋室・禁煙)。

お部屋のデザインは、名だたる名作ホテルを手がけてきた橋本夕紀夫デザインスタジオによるもので、白木がふんだんに使われたモダンで温かみのある和の空間です。扉を開けた瞬間に、清々しい畳の香りが優しく迎えてくれました。

そしてこの部屋の一番の贅沢は、大きな檜(ヒバ)の浴槽で、京都市内では非常に希少な自家源泉の天然温泉を心ゆくまで堪能できます。

右からほうじ茶、緑茶、酒粕、ゆず、ひのきと和素材入浴が楽しめます。

温泉からは日本庭園を眺める事が出来、他の場所は見えない完全プライベート空間で香りと共にリラックス出来ます・

浴衣の着方や館内のみ着用可能の事項の用紙が置かれています。

モダンな和の掘りごたつ風ローテーブル(座卓)席としてデザインされて、正座の苦手な方でもリラックスできます。

お部屋から能舞台は真正面に上から臨めます。

アロマの香り京都のひのき、北山杉、水尾ゆずの3種を楽しみながら能舞台を臨む特等席のような窓際ソファーでゆったりと時間が流れていきました。

ベットボードには、伝統技法名栗(なぐり)加工が施された金箔と豪華絢爛です。

こちらのオリジナルモニュメント柄のポーチしっかり縫製素敵でした。売店にて購入可能なホテル備品です。

チェックイン(15:00)から翌日のチェックアウト(12:00)まで、心ゆくまでお湯に浸かり、
日頃の疲れがゆっくりと解きほぐされていくような、至福のプライベート温泉時間を過ごしました。

五感で味わう、洗練されたお料理 レストランりょうぜん

今回のプランには、ワンタイムディナー(夕食)とブレックファースト(朝食)が含まれていました。

大きな窓から静寂に包まれた景色を眺めながらいただくお料理は、どれも一品一品が丁寧で、目にも鮮やか。京都の旬の食材が美しく表現されており、繊細な出汁の風味や、器との調和に感動の連続でした。レストランようぜんは宿泊者以外もご利用出来ます。

  レストラン りょうぜん / バンヤンツリー・東山 京都を予約する

KADEN KAISEKI 花伝会席

APPETIZER 前菜
Steamed Rice, Thickened Aosa Seaweed Sauce Icefish, Fiddlehead Ferns, Wasabi
飯蒸し 青さ餡 白魚こごみ 山葵

SEASONAL ASSORTMENT 前
Urui and Squid with Hassaku Orange Dressing Sardine Simmered with Plum, Bamboo Shoot Sushi, Plum Carrot Cod Milt and Turnip Soup, Grilled Daikon Radish with Butterbur Miso Canola Flower with Toasted Egg Yolk
うろいと烏賊八朔和え 鰯梅蒸し煮 筍寿司 梅人参 白子と真のすり流し 大根みそ焼き 菜の花 煎り玉

SASHIMI 鮮 2 Kinds, Soy Sauce with Rice Malt, Onion Dressing
2種 あしらい 醤油麹と玉葱ドレッシング

GRILLED Yonezawa Beef Ichibo Horikawa Burdock Root, Brussels Sprouts, Fried Ebi-imo Taro Chips Black Chili Pepper and Salt, Wasabi, Akegarashi
米沢牛イチボ 緑川牛蒡芽キャベツ 海老芋煎餅黑七味塩山葵 あけがらし

HOT Crab Spring Roll, Tara Shoot Tempura Sudachi Citrus and Kyoto Salt
蟹の春巻き たらの芽天ぷら 酢橘と京都の塩

RICE Mixed Rice with Tamba Chicken Miso Soup, Japanese Pickles
丹波地どりの五目御飯味噌汁 香物

DESSERT Strawberry Milk Pudding, Fresh Strawberries, Mint
苺のミルクブリン 苺 ミント


BREAKFAST 朝食

Grilled Spanish Mackerel with Saikyo Miso
Assorted Sashimi (2 Kinds)
お造り2種
Simmered Kyoto Pork and Chinese Cabbage
京都ポークと菜の煮浸し
Seasonal Simmered Food
季節の煮物
Steamed Egg Custard with Tamba Chicken
丹波鶏の茶碗蒸し
Koshihikari Rice, Tottori Nichinan or Porridge
鳥取県日南町のコシヒカリご飯もしくはお粥
Miso Soup, Kyoto Yamari, Japanese Pickles (3 Kinds)
京都山利の味噌汁清物3種
Fruits with Yogurt
フルーツのヨーグルト掛け

Please inform us of any food allergies, dietary restrictions
. 食物アレルギーまたは食事制限などをお持ちのお客さまは、サービスアソシエイトにお申し付けください。

夕食の洗練された味わいはもちろんのこと、翌朝の朝食も炊きたてのご飯や滋味深い小鉢が並び、身体が優しく目覚めていくのを感じる素晴らしい内容でした。

おわりに

清水寺などの名所がすぐ近くという絶好のロケーションにありながら、一歩敷地に入れば、観光の喧騒を忘れさせてくれる圧倒的な静寂。

隈研吾氏の建築美、幻想的な能舞台とたけやぶ、そして部屋でのプライベートな天然温泉と美味しいお料理――。

「泊まる」というよりも、心と身体がじんわりと「整っていく」ような、大人のための極上のリトリート空間でした。京都で特別な非日常を味わいたい方に、心からおすすめしたい素晴らしいホテルです。

スパ利用はしませんでしたが極上のトリートメント技術: タイ発祥の世界的スパブランドならではの熟練した手技と、エレガントな香りのタイ産アロママッサージやスクラブが高く評価されています。一休スパ からも予約できます。

【ホテル情報】

  • ホテル名: バンヤンツリー・東山 京都(Banyan Tree Higashiyama Kyoto)
  • チェックイン / アウト: 15:00 〜 22:00 / 12:00
  • 今回利用したプラン: 一休.com「ワンタイムディナー&ブレックファースト付プラン」
  • 客室タイプ: グランドONSENリトリート・ツイン(56〜58平米)

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この記事を書いた人

東京都中央区在住。東京のデパ地下で購入した、お気に入りの日々の食材や、国内宿泊やレストランのおすすめを綴っていきます。
好きなもの 国内旅行、デパ地下、美食

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